Instagram自動投稿をAIで進化させた話|ハンドメイド副業の負担を減らすしくみ

インスタグラム投稿の効率化 AI機能紹介

こんにちは、pekopokoです。

今回は、ずっと使い続けてきたInstagram自動投稿プログラムを、さらに進化させたお話です。

実はこの仕組み、もともとは「サーバーにデータをためておいて、ランダムで投稿する」というものでした。

1年ほど使ってみて、「投稿忘れがなくなる」という点では大成功。

でも、季節に合った投稿や、新作の告知タイミングをコントロールできないという弱点もありました。

たとえば春の作品を真夏に投稿してしまう、なんてことも。

その結果、「投稿の手間は減ったけど、成果は感じにくい」という課題が残っていました。


そして、今回のアップデートへ

そこで今回、仕組みをゼロから見直して**“計画的に自動投稿できるシステム”**に作り直しました。

使っているのはPythonというプログラミング言語。

Google Driveに投稿素材(画像とテキスト)を入れておくと、AIが最適な時間にInstagramへ投稿してくれるしくみです。

投稿時間の指定には、PCにある「自動実行機能(スケジュール設定)」を利用しています。

たとえば「月曜は12時」「木曜は11時」といった形で、一度設定すれば毎週自動で発信してくれます。


週末に“店長モード”、平日は“自動運転”

平日は仕事と制作に集中。

週末だけ、次の1週間分の投稿内容をAIと相談してGoogleスプレッドシートに登録しておけば、AIが全部やってくれる。そんな仕上がりになりました。


投稿時間の決め方もAIで最適化

今回の大きな進化はここ。

ただ投稿を自動化しただけでなく、どの時間に一番見られるかを事前にAIが判断できるようにしたんです。

以前作った「Instagram分析ヒートマップ」プログラムと、

投稿データを自動収集するスクリプトを組み合わせ、時間帯ごとの閲覧傾向を数値化。

その結果、もっとも効果の出やすい時間に投稿されるようになりました。


ディープサーチとエージェント機能の活用

さらに今回、AIのディープサーチエージェント機能も取り入れました。

情報収集で使う機能ですが、それを活かして「次にどんな投稿をすべきか」「季節や過去データから予測して提案する」仕組みです。

“AIに情報を集めさせる▶︎情報をシートに貼り付けておく▶︎自動で投稿される”

完全自動とはいきませんが、一度人が入ることで、理想の投稿に寄せておく必要があるので、これは大事ですね。


作ってみて感じたこと

この仕組みを作る中でいちばん大変だったのは、自動投稿の設定でした。

パソコンが自動でプログラムを走らせてくれる設定をするのですが、

ファイルのパスが噛み合ってなくてなかなか自動投稿ができませんでした。

何度もエラーに悩まされましたが、AIは挫けずにここに問題があるかもと提案してくれました。

そしてなにより、AIと自動化の力は「作業を減らす」だけでなく、クリエイティブの時間を増やすということを実感しました。


さいごに

AI副業の醍醐味は、「自分の時間を取り戻す工夫」ができること。
今回の自動投稿システムは、まさにその象徴になりました。

ハンドメイドの制作時間を確保しながら、ブランドの発信も止めない。
“手を動かす時間”と“AIが動く時間”を両立できる仕組みです。

もし同じように、SNS運営に時間を取られている方がいたら、
自動化の力を少し借りてみるのもおすすめです。

今回のプログラムの基礎部分にあたるプログラムをNOTEで解説しています。

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