生成AIでマスコットキャラクターは売れるのか?ハンドメイド作家が実践する現実的な活用方

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生成AIによるキャラクター販売に感じていた違和感

私はこれまで、ハンドメイド作品を実際に作り、写真を撮り、説明文を書き、ECで販売してきました。
その立場から見ると、生成AIで作ったキャラクター販売は、どうしても「楽して稼げる」系の文脈に寄りがちに見えたのも事実です。

ですが、リサーチを進め、自分の店の現状と将来を冷静に考えた結果、考え方が変わりました。
今回は「流行っているから」ではなく、「お店を発展させるための一手段」として、生成AIを活用したマスコットキャラクター制作・販売に取り組むことにしました。

前提として伝えておきたいこと:生成AIはそのまま使っていない

ここで一つ、はっきりさせておきたい前提があります。
私は、生成AIが出力したキャラクターを、そのまま自分の作品として使っているわけではありません。

実際の制作工程は、

  • 生成AIで方向性やアイデアを出す
  • それをもとに自分で線を引き、デザインを描き直す
  • オリジナルのキャラクターとして確定させる

という流れです。
完成したオリジナルデザインを基準にして、ポーズ違いや表情違いを生成AIで展開しています。

生成物をそのまま使うと、権利関係が不透明になりやすく、長期的なブランド運営には向きません。
ハンドメイドと同じく、「誰が責任を持つ作品か」を明確にすることを重視しています。

そもそも、なぜマスコットキャラクターなのか

理由はシンプルです。
ハンドメイド作品だけでは「接触回数」を増やしにくいからです。

ハンドメイド作品は単価があり、購入のハードルも低くはありません。
一方で、キャラクターは次の特徴があります。

  • 価格を低く設定できる
  • 購入動機が「応援」「かわいい」「世界観が好き」で成立する
  • 作品を買わない層とも接点を持てる

キャラクターは「売上の主役」ではなく、「入り口」になりやすい存在です。
実店舗で言えば、無料配布のステッカーやショップカードに近い役割です。

なぜ生成AIを使うのか

ここも誤解されやすい点ですが、理由は「描けないから」ではありません。

理由は2つあります。

  • 制作スピード
  • 検証コストの低さ

キャラクタービジネスは、作ってみないと当たるかどうかが分かりません。
最初から時間をかけて完璧に描き込むと、外れたときのダメージが大きくなります。

生成AIを制作補助として使うことで、

  • 複数案を短時間で比較できる
  • 世界観の微調整がしやすい
  • 「これは違う」を早い段階で切り捨てられる

というメリットがあります。

生成AIは完成品を作る道具ではない

重要なのは、生成した時点で完成としないことです。
生成AIは、思考と検証を加速させるための道具に過ぎません。

最終的に世に出す作品について、

  • オリジナルであること
  • 責任を持てること
  • ブランドとして継続できること

この3点は、自分で担保しています。

キャラクター単体で稼ごうとしない

キャラ販売だけで安定収益を作るのは、正直かなり難易度が高いです。

私が狙っているのは、

  • キャラクター → 世界観への入口
  • 世界観 → バーチャルショップへの誘導
  • ショップ → ハンドメイド作品・体験価値の提供

という流れです。

キャラクターは「商品」であり、「広告」でもあります。
この位置づけを間違えると、売れない・消耗する状態になりやすくなります。

実験としての挑戦と、これから

生成AIを使ったマスコット販売は、魔法の稼ぎ方ではありません。
ですが、既にお店やブランドを持っている人にとっては、現実的な拡張手段になり得ます。

私は今回、自分の店を大きくするための実験として、この領域に踏み込みます。
うまくいく保証はありませんが、「何もせずに可能性を捨てる」よりは意味があると判断しました。

今後、引き続きマスコットを育てていこうと思うので、進展があったらご紹介したいと思います。

著者プロフィール

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pekopoko(バーチャルハンドメイドショップirokazari+店長)
元アクセサリー雑貨店の店長で、現在は
飲食業界の広報・デザインの見習いバイトとして勤務
【スキル】
・ハンドメイド作家
・カラーセラピスト/パーソナルカラーリスト
・リテールマーケティング2級
・プログラミングスクール卒業
実店舗時代には、お店の見栄えを競うディスプレイコンテストで
大賞優秀賞・全国特別賞など3期連続で入賞を果たしました。
現在は、それらの知識を結集し、
メタバース「VketCloud」で**バーチャルハンドメイドショップ『irokazari+』**を運営。
リアルとバーチャルの両視点から、
“見せ方”と“心を整える色の力”をテーマに発信中。

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