こんにちは、pekopokoです。
この数週間、ストックフォトに挑戦してきました。
最初は「世界的に利用されているAdobe Stockに写真を登録すれば、日本圏に縛られずに自分の作品も世界で使ってもらえるかも」と期待に胸をふくらませていました。
しかし、実際に投稿を続けてみると…思い描いていたようにはいきませんでした。
Adobe Stockで味わった「落選の連続」
最初に感じた壁は審査の厳しさです。
撮影した写真をアップロードしてみると、返ってくるのは「却下」の文字。理由は「類似コンテンツ」や「技術的な品質の問題」。
例えば、同じ天然石を少し角度を変えて撮影した写真。
「せっかく違う表情を見せているのに…」と思っても、Adobe側からすると「同じような作品」としてまとめて却下されてしまいます。
また、パッと見は問題ないと思った写真でも、
拡大チェックでノイズやわずかなピントの甘さを指摘されることも多々ありました。
結果として100枚以上審査に出しても2〜30枚程度しか通過しませんでした。
正直カメラ初心者でそんな最初からうまくいくとは思っていませんでしたが、
正直「自分には無理なんじゃないか…」と心が折れかけました。
税務や支払いのハードルも
もうひとつ負担だったのが、海外サービスならではの仕組みです。
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W-8BENという税務フォームを提出しないと、アメリカで30%源泉徴収される
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報酬はドル建て、PayPalやPayoneerを登録しなければ受け取れない
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さらにPayPalはビジネス仕様への切り替えが必要
「作品が売れる前から、こんなに手続きが大変なのか…」と感じてしまい、モチベーションはますます下がっていきました。
PIXTAに切り替えて感じた安心感
そこで、国内サービスのPIXTAに登録してみました。
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日本のサイトなのでもちろんすべて日本語
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報酬は日本円で1,000円から銀行振込OK
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海外税務フォームの提出も不要
そして何より嬉しかったのは、審査がAdobeほど厳しくないこと。
Adobeでは、Adobeが求めるレベルが非常に高い…
職場でもピクスタを活用しており、もちろん私と違ってプロの先輩が撮影しているから審査に通る確率が高いのは当たり前なのですが
近い画角で撮ったものはAdobeでは弾かれやすいけど、Pixtaは少し画角が変われば違う作品として認識してもらえるようです。
売れるまでには時間がかかるのはどちらも同じだと思いますが、審査落ちが多すぎるとモチベーションも下がりますよね。
でも「自分の写真が登録されて販売の場に並んだ」という実感が得られること自体が、大きな励みになりと思い、乗り換えることにしました。
初心者におすすめなのは?
改めて比較調査してみた結果は
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まず続けやすさを求めるならPIXTA
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世界を相手に本格的に勝負したいならAdobe Stock
という結論です。
私は今後、PIXTAで経験を積みながら、スキルが上がってきたら改めてAdobeにも挑戦したいと考えています。
初心者のままではもちろん買ってもらえるクォリティは出ないので、
これからカメラと編集の研究に励んでいきます。
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