こんにちは、pekopokoです。
ハンドメイドは“手作業の魅力”が命。
だからこそ、AIは「制作前の情報収集」や「販売・集客の周辺業務」に使うとハンドメイドに集中できて、効果的だと実感しています。
この記事では、私が実際に試して便利だったAI活用法を、失敗談も交えながら解説します。
AI副業やハンドメイド販売を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
1. 制作前リサーチにAIを使ってトレンドを掴む
ハンドメイド副業では、制作に入る前に「今どんな作風・色・価格帯が人気なのか」を把握することが大切です。
これができると、制作の迷いが減り、売れる作品作りに直結します。
私がAIに出した質問の一例はこんな感じです。
質問例
秋色のマクラメブレスレットのデザイン案を提案して。
配色、素材、編み方(結び)、写真の雰囲気、想定価格帯も教えて。
その回答がこちら
返答は配色や素材案まで具体的でしたが、文章だけではイメージしづらい部分もありました。
そのため、ここは**「相場観や流行の傾向を素早く掴むツール」として活用**するのがベストです。
2. 販売準備でのAI活用|商品説明・タグ・校正
ハンドメイド作品は作るだけでは売れません。
販売ページの文章やタグ付け、写真加工といった作業も重要です。
私は、商品説明文のたたき台をAIで作成しています。
素材やサイズ、こだわりポイントなどを箇条書きで渡すだけで、販売サイト向けの文章を生成してくれます。
AIに渡す情報の例
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使用素材/サイズ/重さ/アレルギー配慮
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使用シーン(秋コーデ、ギフト等)
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お手入れ方法/注意点
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出品予定サイト名
文章はAIが整えてくれますが、最後は必ず自分の言葉で調整して、作品の温度感を残しましょう。
3. 写真・デザイン加工の効率化|PhotoRoomの活用
作品撮影から背景加工までが面倒で、出品が後回しになっていた私が、
手放せなくなったのがPhotoRoomです。
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作品画像を自動で切り抜き
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複数の背景案をAIが提案
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作品を引き立てる色味や構図を自動調整
部屋を片付けてなんとか撮影したこの写真が。ダイソーで買ってきた造花と板切れでなんとか撮影しています。
これをPhotoRoomで処理するとこの通り。
元の写真がピンぼけしていたのが悪いのですが、背景が変わるだけで一気にプロ感がアップします。
ハンドメイド販売の売れ行きを左右する要素のひとつが、写真のクオリティです。
4. 集客・SNS運用もAIで時短
SNS投稿はハンドメイド副業の集客に欠かせません。
AIを使えば、商品説明からSNS投稿文まで一気に作れます。
私のSNS投稿作成フロー
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商品説明文をAIに渡す
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「SNS向けに短縮+絵文字少なめ+ハッシュタグ10個」で生成してと伝えたりする
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自分の口調に微調整して投稿
活用例
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発売前ティザー → 発売告知 → 使用例(着用写真)→ リマインド
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ブログで制作裏話やお手入れ記事を発信 → 商品ページに内部リンクで誘導
5. AI活用でありがちな失敗と注意点
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既視感デザインの量産
→ AIの提案は参考程度に、自分の作風に合わせて再設計 -
画像の権利問題
→ 生成・合成素材の商用利用条件を必ず確認 -
温度感の欠如
→ 最後のひと言は必ず自分の言葉で締める
まとめ|AIは制作の相棒、代役ではない
AIをハンドメイド副業に取り入れる最大のメリットは、
「制作以外の時間を大幅に短縮して、本来の作品づくりに集中できること」です。
制作前の情報収集、写真加工、文章作成、SNS発信——これらを効率化することで、
作品作りに時間を回せます。
私自身、今後はCanvaで作ったデジタルコンテンツの販売実験にも挑戦予定です。
AIとハンドメイド、副業の組み合わせは、これからますます面白くなるはずです。
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