こんにちは、pekopokoです。
最近YouTubeを見ていると、驚くような広告が表示されました。
リベラルアーツ大学の両学長の顔写真を使った広告が流れてきたのです。
最初は「本物?」と思いましたが、広告で述べている内容に違和感を感じ、広告元を確認すると香港の謎の企業。すぐに「これは詐欺だ」と気づきました。
さらに別の日には、成田悠輔さんがAIでなりすまされた動画広告にも遭遇しました。声が完全にそっくりで、一見本物のように見えましたが、よく観察すると表情の動きや読み上げているようなナレーションに違和感がありました。
やはりAIが生成したディープフェイクだったのです。
私は気づいたら必ずYouTubeの報告機能で通報していますが、AIを普段使っていない人にとっては見抜くのが難しく、被害に遭う可能性は十分にあります。
今はまだ「違和感」で気づけても、将来的には本物と区別がつかなくなるでしょう。
だからこそ、私たち利用者のリテラシー向上と同時に、YouTubeの広告審査の厳格化が強く求められると感じています。
AI詐欺広告の巧妙な手口
AIを悪用した詐欺広告には、以下のような特徴があります。
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ディープフェイクによる精巧ななりすまし
AIが生成した顔や声は本物そっくりで、プロでも判別が難しい場合があります。 -
静止画(広告画像)の悪用
有名人の写真をAIで加工し、まるで本人がサービスを推奨しているかのように見せかけます。 -
動画・音声での偽装
成田悠輔さんのように、話し方や表情を模倣した動画広告も出回っています。よりリアルに見えるため、信じてしまう人が増えています。 -
「必ず儲かる」という甘い誘い
「最新のAI投資術」「誰でも簡単に資産倍増」などの文句で視聴者を誘惑します。 -
LINEや偽アプリへの誘導
広告をクリックするとLINEグループや怪しい投資アプリに誘導され、個人情報や金銭をだまし取られます。 -
不自然な広告主情報
広告主を確認すると、香港など海外の怪しい業者名が表示されることが多いです。
AI詐欺広告から身を守るための5つのポイント
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うますぎる話は疑う
「必ず」「誰でも」「簡単に」儲かるという言葉は要注意。 -
公式情報で確認する
本人のSNSや公式サイトに掲載があるかをチェック。 -
広告主をチェック
YouTube広告の「i」マークから広告主情報を確認。怪しい企業なら即閉じましょう。 -
個人情報を入力しない
LINEや不審なサイトに名前・電話番号・メールを入力しないこと。 -
怪しい広告は通報する
通報は自分だけでなく、他の視聴者を守る行動にもつながります。
まとめ
AIの進化は便利である一方、悪用も加速しています。
私自身も「両学長の画像広告」「成田悠輔さんの偽動画広告」に遭遇し、強い危機感を覚えました。
被害を防ぐには、利用者が見抜く力を持つこと、そしてプラットフォームが不正広告を徹底的に排除することの両方が欠かせません。
もし少しでも「怪しい」と思ったら、信用せずに確認・通報を心がけましょう。
あなたの判断が被害を防ぐ第一歩になります。
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