YouTubeショートは、収益化を目指すべきか、それとも副業の宣伝に使うのが正解か?
こうした疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、どちらの目的でも十分に活用できますが、
それぞれにハードルの高さや最適な使い道があります。
この記事では、YouTubeショートの収益化条件と宣伝効果を比較し、ハンドメイドショップの宣伝に活用した私の実体験も交えて解説します。
1. 収益化の道は険しい?YouTubeパートナープログラムの厳しい条件
YouTubeショートで広告収益を得るには、YouTubeパートナープログラム(YPP)への参加が必須です。その条件は以下のいずれかを満たす必要があります。
- チャンネル登録者数:1,000人以上
- 過去12か月間の総再生時間:4,000時間以上
- または、過去90日間のショート動画再生数:1,000万回以上
これらの条件を満たすには、数ヶ月から1年以上かかるのが一般的です。さらに、継続的に投稿を続ける力や、視聴者の興味を引く企画力、編集スキルも求められます。
このことから、収益化を目指すのは「動画制作や発信自体が好きで、クリエイティブを楽しめる人」に向いていると言えるでしょう。
2. 宣伝媒体として使う4つのメリット
「収益化は現実的に厳しそう…」と感じた人も安心してください。YouTubeショートは、あなたの副業を大きく成長させる強力な「宣伝ツール」にもなります。
宣伝媒体として使うメリットは以下の4つです。
- 無料で集客できる(広告費不要):費用をかけずに新しい顧客層にリーチできます。
- 拡散力が高く、検索でも表示されやすい:短尺動画はSNSで共有されやすく、YouTube内での露出機会も増えます。
- 商品の魅力を動きで伝えられる:ハンドメイド作品やサービスなど、写真だけでは伝わりにくい魅力を映像でアピールできます。
- 他SNSと連携しやすい:InstagramやX(旧Twitter)など、他のSNSへの導線も作りやすくなります。
3. 体験談:ハンドメイドショップの宣伝に使ってみてわかったこと
実際にハンドメイドショップの宣伝のためにYouTubeショートを始めた私の体験談をご紹介します。
私の目的:収益化ではなく「宣伝媒体」として活用すること
約1ヶ月半で登録者数は10人程度と少しずつですが増えました。動画によって再生数の差は大きく、特に「最初の1〜2秒の引き込み」が勝負だと強く実感しました。
やってみて感じた発見
私は元々、動画撮影が苦手でした。それでも、商品の「前・後ろ・全体」を映すだけでなく、複数の静止画を組み合わせてスライドショーのように見せるだけでも十分に効果がありました。
「どうせバズらないだろう…」とインスタやXで諦めていた私にとって、YouTubeショートは新鮮な驚きでした。なぜなら、たとえ再生数が伸びなくても、動画投稿を続ければ1,000人程度の視聴者には届くことがよくあったからです。これは、インスタではなかなか経験できなかったことです。
この経験から、私のように動画撮影に苦手意識がある人でも、静止画の工夫次第で十分に勝負できると確信しました。
また、一度完成度の高い動画を作れば、自身のサービスや商品の魅力をいつでもアピールできる「資産」として活用できることも大きな利点です。
4. 収益化・宣伝、どちらにも共通するメリット
収益化を目指すにせよ、宣伝媒体として活用するにせよ、YouTubeショートを通して共通して得られるものがあります。
- 動画編集スキルや企画力が身につく
- 視聴者の反応を分析する力がつく
- 他のSNSやビジネスでも活かせる「発信力」が育つ
これは、あなたのビジネスをさらに成長させるための大きな財産となるでしょう。
まとめ:まずは「宣伝」から始めてみよう!
YouTubeショートは、収益化を目指す人にとっては長期的な挑戦の場であり、副業の宣伝をしたい人にとっては即効性のある集客ツールです。
大きな収益を狙うのが難しくても、あなたのビジネスや副業の存在を広める力は十分にあります。
まずは「宣伝」から始めてみるのがおすすめです。 動画投稿を続けていく中で、きっと自分だけの成功パターンが見つかるはずです。
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