ホロアースがサービス終了へ——個人がAIでメタバースを続けられる理由を考えた

AI活用術


こんにちは、AI副業LABのpekopokoです。

ホロライブが運営するメタバース「ホロアース」が、サービスを終了するというニュースを知りました。

irokazari+というバーチャルハンドメイドショップを自分で運営しているひとりとして、

少し考えさせられました。

「メタバースってやっぱり無理なのか」という話ではなく、むしろ逆です。


大きなサービスが終わる理由と、小さな空間が続く理由

ホロアースのような大規模なプラットフォームは、何万人もの同時接続を想定した設計が必要です。それだけのインフラを維持しながら、ユーザーに「来る理由」を作り続けるのは、相当な体力がいることです。

対して、個人が運営する小さな空間はそもそもの設計が違います。

来場者数よりも「ここに来ると何かある」という体験の密度が、継続の鍵になると思っています。

巨大な機能を詰め込んだ場所より、作家がいて、季節が変わって、イベントがあって、

世界観がある空間。そういう「小さくても熱量のある場所」の方が、ユーザーとの関係が続くと感じています。


個人運営のメタバースでAIをどう使っているか

irokazari+では、VketCloudというプラットフォームでバーチャルショップを運営しています。最初から今まで、AIなしでは続けられなかったと思います。

① 空間の画像素材をAIで生成する

バーチャルショップの展示パネルに使う画像は、必要に応じてAIで生成しています。撮影コストをかけずに、世界観に合った画像を用意できるのは大きいです。

② 部屋のプログラムをClaudeに書いてもらう

VketCloudで空間の構造を作る際、Claudeにプログラムを書いてもらったことがあります。ただし、任せ方にはコツがあります。

「メタバースの部屋を作って」というような大きな指示では、意図と全然違うものが出てきてしまいます。「この一部屋」「このオブジェクトひとつ」という単位に絞って、細かく仕様を言語化してから依頼するのが正解でした。

大規模な生成を一気にやろうとするのではなく、一箇所ずつ積み上げていく感覚です。

③ 3DモデルはMeshyで生成する

3Dモデルの制作にはMeshyというAIツールを使ったことがあります。テキストや画像から3Dモデルを生成できるサービスで、バーチャル空間用のオブジェクト作りに活用しました。

専門的な3Dソフトのスキルがなくても、AIが入口を広げてくれています。

④ Unityの操作がわからないときもAIに聞く

VketCloudの開発にはUnityが必要な場面があります。Unity歴が長いわけではないので、操作でわからないことはAIに質問しながら進めています。

エラーの意味を調べたり、次の手順を確認したり、チュートリアル代わりに使っています。


「設計が大事」というのは規模に関係ない

ホロアースが終わった理由は、技術力の問題ではなく、運営設計の問題だと個人的には思っています。

「来る理由」「続ける理由」が設計されていなければ、どんな大きな空間でも人は定着しません。

個人の場合も同じです。AIで制作コストを下げても、「なぜここに来るのか」が設計されていなければ、来場者は増えません。

これはまだまだ存在を知られていない私たちのバーチャルショップの大きな課題だと思っています。

いろいろなことを試してきましたが、まだまだこれならいける!という答えは見えてきていません。

これからも手を加えていきます。


まとめ

ホロアースのサービス終了は、メタバース全体の失敗ではないと思います。

Youtubeやネットフリックスに代替できるだけの力が、まだなかったということです。

AIのおかげで、制作・プログラム・3Dモデル・操作の学習、それぞれのコストが個人でも扱える水準になっています。あとは設計次第。

小規模でも来てくれた人に何かが届く場所を作り続けていきたいと思っています。

著者プロフィール

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pekopoko(バーチャルハンドメイドショップirokazari+店長)
元アクセサリー雑貨店の店長で、現在は飲食業界の広報・デザインの見習いバイトとして勤務
【スキル】
・ハンドメイド作家
・カラーセラピスト/パーソナルカラーリスト
・リテールマーケティング2級
・プログラミングスクール卒業
実店舗時代には、お店の見栄えを競うディスプレイコンテストで大賞優秀賞・全国特別賞など3期連続で入賞。
現在は、それらの知識を結集し、メタバース「VketCloud」でバーチャルハンドメイドショップ『irokazari+』を運営。リアルとバーチャルの両視点から、”見せ方”と”心を整える色の力”をテーマに発信中。

バーチャルハンドメイドショップirokazari+ 

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